OLM
Outlook for Mac が書き出すアーカイブ形式。Windows の PST とは別物の独自コンテナで、変換なしに読めるプログラムはほとんどありません。
OLM は Outlook for Mac のエクスポート機能が生成するもので、メッセージ・添付ファイル・連絡先・カレンダー項目をまとめた単一の独自コンテナです。Windows の PST と役割は同じでも形式は別で、PST 用のツールで OLM ファイルは読めません。二つのプラットフォームを行き来する人がよくつまずく違いです。
形式が独自仕様で、Outlook for Mac の外ではほぼどこにも対応がないため、OLM はメールを長期保管する置き場所としては不向きです。将来の macOS でアプリが動かなくなったり、ライセンスが切れたりすれば、アーカイブは読みにくくなります。動く Outlook が手元にあるうちにオープンな形式へ変換しておくのが、安上がりな保険です。
定石は OLM を MBOX か EML に変換すること。そうすれば Mbox Viewer を含む標準的なリーダーで、開いて検索して書き出せます。Outlook の PST・OLM アーカイブを MBOX に変換するガイドで、実際の選択肢を整理しています。
関連用語
Personal Storage Table — フォルダー、メッセージ、連絡先、カレンダーアイテムを含むメールボックス全体を格納する Microsoft Outlook のコンテナファイルです。Exchange または Microsoft 365 とのオフライン同期に使用する場合は OST とも呼ばれます。
複数のメールメッセージを連結して保存するプレーンテキストのファイル形式で、各メッセージは「From 」セパレーター行で始まります。Google Takeout が Gmail アーカイブをエクスポートする際に生成する形式です。
Microsoft Outlook の独自バイナリ形式で、ヘッダー、本文、添付ファイルを Compound Document Structure に保存します。EML とは異なり、MSG はプレーンテキストの標準規格ではありません。