MBOXビューアの選び方:自分で試せる7つの確認
MBOXビューアにお金を払う前に自分で試せる7つの確認。自分のファイルを実寸で開く、原本の更新日時、ネットを切る、2回目の起動、検索、取り出し方、そして正直な代替手段。
ほかのことを決める前に、候補のソフトを自分のファイルで、実際の大きさのまま開いてください。この一手間だけで、残り6つの確認を全部合わせたより多くのツールがふるい落とされます。かかるのは20分です。
私たち自身がその一つを作っているので、以下は疑いながら読んでください。だからこそ、下の確認はどれも「信じるもの」ではなく「実際にやるもの」にしてあります。どれも無料版で一日の午後があれば試せますし、それは私たちのソフトでも他社のソフトでも同じです。
1. 付属のサンプルではなく、自分のファイルを開く
メーカーのデモは20 MBのメールボックスで動いています。あなたのものはGoogle Takeoutの書き出しで、開けてみたら14 GBありました。これはまったく別の工学的な問題です。
たいていのリーダーは、画面に何かを描く前にファイル全体をメモリに読み込みます。40 MBなら見えない差ですが、8 GBでは致命的です。無料版を入れて、本物のアーカイブを指定し、動いているあいだ「アクティビティモニタ」や「タスク マネージャー」のメモリの列を見ていてください。
形容詞ではなく数字を求めましょう。私たちの数字は、約50万通・50 GBのメールボックスが5分以内に開き、メモリは600 MBを超えない、です。数字は答えになります。「高速」や「軽量」は答えになりません。
2. 元ファイルの更新日時を控え、あとでもう一度見る
メールボックスを開く前に2つ控えます。バイト単位のサイズと、更新日時です。候補のソフトで開き、少し見て回り、閉じてから比べてください。どちらかが変わっていれば、そのツールはあなたのアーカイブに書き込んでいます。作業用の複製なら許せますが、アカウントがもう存在しないメールボックスの唯一の原本では話が別です。しかも事前の警告はありません。
ここで「インポート」という言葉が効いてきます。インポート型はファイルを読むのではなく、メールを自分の保管庫に複製します。巨大なアーカイブの2つ目の複製ができ、待ち時間は時間単位になり、2009年のメールが現役のアカウントの隣にサイドバーへ並びます。ビューアはファイルを置かれた場所のまま読みます。「読み取り専用」は明記されているべきで、「ビューア」という語から推し量るものではありません。そして、修復・変換・「最適化」をするときに何が起きるかを確かめてください。書き込みが起きるのはその瞬間です。
3. ネットワークを切ったまま使い続ける
メールのアーカイブは、たいていの人が持っているファイルのなかで最も機微なものです。ブラウザで動くビューアの多くは、素性の分からないサーバーにそれを置きたがります。20年分のメールを見ず知らずの相手に渡すということです。いっぽうで、すべてをタブの中で処理し、どこにもアップロードしないものもあります——ただしそれは主張であって、主張を確かめる方法はネットワークを断つことです。開示請求や訴訟対応の保全、あるいは個人情報保護の義務がからむ場面では、思い込みで済ませていい話ではありません。
デスクトップのアプリにも同じ問いを、信用ではなく試験として向けます。Wi-Fiを切って10分使ってみてください。サインインの画面が出てきたり、検索が動かなくなったりしたら、宣伝ページが教えてくれないことが分かったわけです。
4. 一度閉じて、同じファイルをもう一度開く
1回目はメールボックス全体を読む必要があります。2回目は必要ありません。
バイナリインデックスを持つビューアは、アーカイブを一度だけ解析し、それ以降はずっと1秒ほどで開き直します。インデックスを持たないものは毎回20 GBを解析し直します。入れた当日は気づきませんが、翌日から毎日気づくことになります。アプリを終了し、ファイルを開き直して、数えてください。
5. 条件を3つ重ねた検索を実行する
全文検索は最低条件です。大事なのは「この人から、添付つきで、2019年から2021年のあいだ」といった問い合わせです。30万通が4通になるのは、この形の検索によってです。
試用期間中に、自分が実際に抱えている疑問で試してください。どこにあるテキストでも拾う入力欄が一つあるだけなら、あとはひたすらスクロールすることになります。書き方は1分で覚えられるべきです。私たちのものはこちらで、ひととおり揃った例として使えます。差出人、宛先、件名、本文、日付、サイズ、添付、完全一致のフレーズ、OR、否定。
6. 1通を書き出し、次に400通を書き出してみる
読むのは仕事の半分です。遅かれ早かれ、誰かが「この何通か」を使える形で必要とします。表示しかできないビューアだと、手で本文を写す羽目になり、6通あたりで破綻します。
確かめるのは3点です。どの形式で書き出せるか(最低でもEMLとCSV、弁護士がからむならPDFかHTML)、添付をまとめて取り出せるか、そして選んだものだけを含む新しいMBOXを書き出せるか。そのうえで、どれが有料版の側にあるかを確かめます。一括書き出しが境界線になっているのが普通で、買う前に分かっているなら妥当な線引きです。
7. 開発者がいなくなったとき何が残るかを聞く
小さなソフトウェア会社は止まります。そのつもりでいてください。
問題は、去り際にそのツールがあなたのメールを人質に取るかどうかです。ログインが必要なアカウント、応答しなければならないライセンスサーバー、アーカイブが変換されて入った独自形式の容れ物。MBOXは公開され文書化された形式であり、選ぶ価値のあるツールはアーカイブをMBOXのまま残します。次に来るものが読める形で、です。
同じ問いが値段の形も決めます。金額ではなく、形のほうです。すでに自分のものであるファイルを読むための定額課金は、奇妙な取り決めです。アーカイブに期限はないのに、なぜそこへのアクセスに期限があるのでしょう。
代替手段を正直に:Thunderbird、オンラインビューア、mboxShell
Thunderbirdは無料で、オープンソースで、どのプラットフォームにもあり、ビューアにはできないことができます。返信です。古いアーカイブを動くメールボックスとして復活させたいなら、これが正解です。代償はインポートすることで、メールを自分のプロファイルフォルダに複製します。すべての2つ目の複製ができ、2009年のアーカイブが日常使いのメールボックスの中に入り込みます。
オンラインビューアは、さっと中身を見るには本当に便利です。メーリングリストの過去ログ、テスト用の書き出し、誰かが送ってきたファイルなど。私たちが案内しているのはこちらで、処理はブラウザの中で完結し、どこにもアップロードされません。どれを使うにせよ、まずそこを確かめてください。当たり前のことではないからです——多くは受信箱を自社のサーバーに置きたがります。そしてアップロードしないものであっても、アーカイブ全体をメモリに載せるブラウザのタブであることに変わりはないので、ギガバイト単位のものは自分のマシンに入れたソフトの仕事です。
mboxShellは私たち自身のオープンソースのコマンドラインツールで、このアプリが生まれた元のエンジンです。無料で、スクリプトから使え、サーバー上で本領を発揮します。そして画面がまったくないので、メールを読む手段としては不向きです。こちらにあります。
本当に小さなファイルなら、テキストエディタでも用は足ります。MBOXはテキストだからです。これがすべての土台にある正直な事実です。形式は公開されていて、あなたのメールを所有しているツールなど存在しません。
引き返したほうがいい4つの兆候
ファイルを見せる前に変換を要求してくるもの。ヘッダーを省いて本文だけを表示するもの。クラッシュレポートをどう扱うか言わないもの。そして「あらゆる形式に対応」とうたうもの。それは解析についての説明ではなく、宣伝文句です。
Mbox Viewer自身がこのリストのどこに立つか
このリストに沿って作ったので、通るのは当然です。インポートせずに開き、原本には決して書き込まず、ネットワークを切っても動き、2回目以降は1秒未満で開き、条件を組み合わせて検索し、EML・CSV・テキスト・PDF・HTML・新しいMBOXへ書き出し、アカウントもライセンスサーバーも要りません。1 GBまでは無料で、それを超えると買い切りです。
とはいえ、これは主張であって証拠ではありません。7つの確認は、それを自分で確かめるための方法です。ここでも、ほかのどこでも。
GoogleおよびGoogle Takeoutは Google LLC の商標です。Thunderbird は Mozilla Foundation の商標です。
Mbox Viewer でアーカイブを開く
Mac と Windows のネイティブ アプリ。あらゆるサイズの MBOX・EML ファイルを完全にオフラインでストリーミングします。