eDiscovery
legal hold · disclosure電子的な記録 — なかでもメール — を特定し、保全し、精査し、開示する法的手続き。多くの人がメールボックスを特定のメッセージ群まで絞り込む必要に迫られる、いちばんの理由です。
紛争や調査、情報公開請求が生じると、当事者は関連する電子的なやり取りを提出しなければなりません。まず来るのはたいてい保全命令(リーガルホールド)で、案件が動いているあいだ何も消えないよう削除を凍結します。次が絞り込みです。メールボックス全体から、合意された期間・関係者・主題に当てはまるメッセージへと範囲を狭めていきます。
メールに関して言えば、これは地味で実務的な作業です。アーカイブを検索し、該当するメッセージを選び、それだけを収めた新しいファイルを作る — メールボックスをまるごと渡せば、請求の範囲をはるかに超えて開示してしまうのが普通だからです。件数、日付の範囲、重複排除は相手方に検証されうるので、いずれも筋が通っていなければなりません。
Mbox Viewer の「選択範囲を新しい MBOX として書き出す」機能は、まさにこの流れのためにあります。大きなアーカイブを絞り込み、回答に含めるべきものを選び、それだけを含むメールボックスを書き出す。元のファイルには一切手を触れません。(ここに書かれたことは法的助言ではありません。個々の案件に適用される基準は、その案件の弁護士が決めるものです。)
関連用語
Google Workspace の保持・eDiscovery ツール。管理者は組織全体のアカウントのメールを保全し、検索し、書き出せます — そして書き出しは MBOX です。
メッセージが本当に名乗ったドメインから来たのかを確かめる 3 つの仕組み。SPF は送信サーバーを認可し、DKIM はメッセージに暗号署名を施し、DMARC は両者を公開されたポリシーに結び付けます。
複数の MBOX ファイルをマージする際の冗長性を回避するために、通常 Message-ID 値を比較することでアーカイブから重複したメールメッセージを検出・削除するプロセスです。